2013年11月9日土曜日

LogCatの小窓から(Android Studio編)

Android StudioのLogCatは彩りが足りない!
ので、
彩りを加えてみたメモ。

環境

Mac OS X Mavericks
Android Studio 0.3.4

Before


設定方法

[Preferences] -> [Editor] -> [Colors & Fonts] -> [Android Logcat]を開く。

まず、デフォルトのテーマは変更できないので[Save As...]からコピーを作成する。

[Inherit Attributes From:]のチェックを外す。

カラーの四角いとこを右クリックするとカラーピッカーが開くので、各ログレベルの色をカスタマイズしていく。

今回は見慣れたあのIDEの色に変更した。
Verbose #000000
Debug #00007F
Info #007F00
Warning #FF7F00
Error #FF0000
Assert #FF0000

After


見慣れたあの感じになりました。

Androidの外部ストレージ容量不足時のテスト

方針

外部ストレージにダミーファイルを作成して、容量不足の状況を意図的に作り出します。

ダミーファイル作成

ダミーファイルは下記のコマンドで作成します。
adb shellで端末のシェルに入り、ダミーファイルを作成したいディレクトリに移動してからコマンドを実行してください。
dd if=/dev/zero of=dummy.file bs=1048576 count=1000
この例では1GBのダミーファイルを作成しています。
外部ストレージの容量を食い尽くすまで、ファイル名を変えながらコマンドを実行します。
最後の微調整はcountを弄って調整してください。
(bsが1MBなので、10MBならcountを10にします)
動作確認した端末では1GBのダミーファイルを作成するのに2分ほどかかりました。

ダミーファイルの作成をローカルで行ってadb pushで実機に転送する方法もありますが、僕の確認した環境ですと
ダミーファイル作成:1秒
ファイル転送:3分
となり、遅くなってしまったので端末側でダミーファイルを作成する手順にしています。

まとめ

いまどきのストレージ容量の大きな端末では、ダミーファイルで埋めていくのが大変かと思います。
一昔前の端末 + 容量の小さいMicro SDカード(試供品で付いてくるやつとか)
があるとテストが捗るかもしれません。

エミュレータで外部ストレージ容量の小さいイメージを作成してテストするとかも有効かもしれませんが、実機でもっとスマートな方法をご存知でしたら教えてください。

2013年11月6日水曜日

実測でみるAndroidのステータスバー/ナビゲーションバーサイズ

ステータスバー/ナビゲーションバー

・ステータスバー
 ディスプレイ上部のアンテナピクト・バッテリー残量・時刻などを表示するエリア


・ナビゲーションバー
 ディスプレイ下部の戻る・ホーム・タスクボタンを表示するエリア
(ホームボタン等がハードウェアキーの場合は、ナビゲーションバーは表示されない)


測定結果

・Portrait
 ステータスバー:25dp
 ナビゲーションバー:48dp
・Landscape
 ステータスバー:25dp
 ナビゲーションバー:42dp
※Landscape時はナビゲーションバーの高さというか幅が少し狭くなるので注意ですね

現在主流(?)のアスペクト比16:9のスマートフォン端末(FHD/HD/QHD)ですと、画面いっぱいがdp換算で640dp × 360dpなので、ステータスバー/ナビゲーションバーを差し引いた567dp × 360dpがアプリで使える領域となります。(Portraitの場合)

各dpiにおけるpx数は
dp × density
で得られます。

dpi density
ldpi
0.75
mdpi
1
hdpi
1.5
xhdpi
2
xxhdpi
3
xxxhdpi
4

測定方法

EclipseのDDMSパースペクティブにある
「Dump View Hierarchy for UI Automator」を使用。
(この機能が使えるのはAndroid 4.1以上)
こんな感じでViewを選択して表示される座標から測定。
座標の読み方は[left, top][right, bottom]です。


測定に使用した端末

Nexus 5
Xperia Z(SO-02E)
AQUOS PHONE EX(SH-04E)

補足

Android 4.4からはステータスバー/ナビゲーションバーの背景部分もアプリの描画領域として使えるようです。
「Translucent bars」の項を参照。
Ryosuke's Memo
"Android Design in Action: New in Android 4.4" 動画番組の概要 (日本語)
http://ryosuke-memo.blogspot.jp/2013/11/android-design-in-action-new-in-android.html

2013年11月1日金曜日

Git 補完・ブランチ名表示 メモ(2013.11)

git-completionの設定メモ

以前設定したときのメモはこちら
ネタ帳 A.B.C: Git 補完・ブランチ名表示 メモ
http://neta-abc.blogspot.jp/2013/02/git.html

環境

Mac OS X Maverics
Xcode 5.0.1
Git version 1.8.3.4 (Apple Git-47)
(GitはXcode付属のものを使う)

git-completion.bash/git-prompt.shのコピー

下記の2ファイルをホームディレクトリにリネームしてコピーする。
cp /Applications/Xcode.app/Contents/Developer/usr/share/git-core ~/.git-completion.bash
cp /Applications/Xcode.app/Contents/Developer/usr/share/git-core ~/.git-prompt.sh

.bash_profileの設定
if [ -f ~/.git-completion.bash ]; then
    source ~/.git-completion.bash
fi

if [ -f ~/.git-prompt.sh ]; then
    source ~/.git-prompt.sh
fi

PS1='\[\033[32m\]\u@\h\[\033[00m\]:\[\033[34m\]\w\[\033[31m\]$(__git_ps1)\[\033[00m\]\$ '

動作確認

下記のコマンドで.bash_profileを再読み込みする。
. .bash_profile

Gitで管理されたディレクトリに移動するとブランチ名が表示され、Gitのコマンド補完が効くようになる。